ロイズ石垣島

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空港で、ひっそりとした佇まいを、みかけた「ロイズ石垣島
通り行く人はふと立ち止まり、不思議そうな顔して見つめている。
「ロイズ」(ROYCE)は北海道中心においしい生チョコを作っているメーカー。
僕はここの生チョコが好きだ。
北海道の生乳やバターにこだわり、それでいて価格もそれほど高くない。
当時は20個で630円だった。今は値上りしているが。
そんなロイズが、「ロイズ石垣島」を立ち上げた。
なんでも石垣島でカカオの試験栽培を始めているという。
そこで南の島のおいしい素材に目をつけたというわけ。塩や、黒糖、シークワーサーや沖縄パインなど。
一番美味しいのは、黒糖チョコかな。塩チョコレートも悪くない。結構しょっぱいけど。
パウンドケーキはラム酒たっぷりで、酔いそうになるほどだ。
なにかと今流行のかりんとうもある。これは軽い食感で、まあまあというところ。
国産のカカオが栽培に成功すれば、日本初ということになる。
それはニュースだ。
チョコレートのカカオや、コーヒー豆は、第3世界の貴重な外貨収入源なのだが、いずれも搾取が起きる。いや、現に起きている。
スタバやAGFのコーヒーは旨いが、そんなことを考えるとコーヒーも美味しく飲めない。
そんななか中小ロブスターがフェアトレードの原料を使用している。いわゆる「フェアトレードコーヒー」または「バードフレンドリー」とかいうやつ。
ロイズにも国産のカカオを使用したチョコを早く作って欲しいと思う。
今は試行錯誤なのだろう。
北海道のロイズコンフェクトとはちがって、ロイズ石垣島には「ROYCE」のロゴは目立たない。
まったく新しいコンセプトとしてのブランド戦略の表れだろう。
注目すべきことである。