東京マラソン2010

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10ヶ月前から練習に取り組んできた東京マラソンを迎えた。

あいにくの雨だったが、今までも練習で雨の中走ったことはあったので、それ自体はあまり気にしなかった。

新宿に8時過ぎに着いたが、トイレに並んで時間をロスしてしまった。

着替えて荷物を預けようとしたら、もうトラックの荷台の扉が閉まり始めていた。

待ってください!と叫んでなんとか荷物を預けられた。しかしスタート位置は最後尾となった。

例によって「最後尾作戦」か。

と思い直したが、これが後で脚にひびくことになる。

8時40分には並んでいたが雨が冷たくて、きつかった。

結局動き出したのは9時半前。

これだけでかなりの体力消耗だ。

最初の5キロですでにトイレに行きたくなってしまった。

例によって新宿ガード下では警官が厳しく睨みをきかせ、ちょっと“用足し”というわけにはいかない。

結局15キロ付近でトイレに行った。

この時点では調子がよくて、今日はイケると思っていた。

しかし20キロが近づくにつれて、ひざや腰が痛み出した。

金曜日の職場の席の移動で重い荷物を持ってフロアを移動したら、腰を痛めてしまった。

それと、前半のジグザグで遅いランナーを抜き去る際にひざを消耗してしまった。

腰にはモーラスを貼っていたが、状況はかなり厳しく、腰が固まって回転できないからストライドがさらに縮んだ。

15キロと25キロでエネルギーゼリーを飲んだ。最初の給食は混雑で見送ることにした。

銀座がとても長く感じた。雷門が遠かった。

佃大橋以降はスタミナがもう不足していたが、気力で超えた。大声で叫ん自分に気合を入れながら走った。

しかしこの東京マラソンのコースはよくできたコースだと思った。

前半7キロの下り坂でスピードを上げすぎると大変なことになる。

後半の30キロ過ぎてからのアップダウンが続くいくつもの橋。

一番辛いところでの試練が続く。ここでいかに力を出すかで決まる。

それには練習を積むほかにない。

辛かった。きつかった。最後は気力だった。

でもゴールしたらうれしかった。

脚が回復するまではしばらく休養したい。

目標を達成できてうれしかった。