7時ちょうどの

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山梨に出かけた。7時ちょうどの~♪あずさ51号に乗った。でも気が重かった。
出るのが遅くなり、夜の9時ごろホテルに着いた。ご飯は駅弁で適当に済ませた。
風呂に入って、テレビ観て、明日の打ち合わせの準備で資料など整理していた。
こっちは結構冷えた。朝は6時に起きたが寒気がした。気温12度。寒いはずだ。
夕方小淵沢から電車に乗った。地元の高校生みたいな男の子が二人で携帯いじりながらおしゃべりしていた。ボックスシートの空いた電車は、放課後の「遊び場」なのだろう。
「携帯のメモリー2ギガにしたんだよ~」「あそこにマックが出来たね、今度行ってみる?」
「俺んちでプレステやらんか?」「羞恥心のあの曲さー」
なんだかのどかな時が流れてると感じたのは僕だけだろうか。
山梨の工場で働いている人たちと雑談した。
「熊本で就職しました」「転勤で山梨に来ました」
「熊本には年に2回帰ります。羽田から飛行機乗って熊本空港に行きます。車で帰ったら11時間かかりました」
「僕も東京の真ん中で働いてみたいです」
「仕事帰りに一杯やって帰るのが夢です。ここじゃあみな車通勤だから」
でもお給料はとても良いみたいだ。
アパート代も5000円の自己負担のみ。後は全額出してくれるという。
転勤は5年くらいだそうだ。
こっちで子供が大きくなるから、こっちに友達がたくさん出来て熊本に帰りたくないと泣く子もいるみたいだ。正直なところ、あまりここではお金使わないからお金がとてもたまるそうだ。
それは良いことだ。
がらがらの電車、車があまり通らぬ信号の無い道。美しい景色と、紅葉、冬はスキーに、夏はハイキングやキャンプ。
そんな暮らしにもあこがれるよ。
でもそう暮らしていたとしたら、今度は東京にあこがれるのかな。
甲府から特急に乗ったとたん、蒸し暑く、ビジネスマンはみんなパソコンをパチパチやって携帯で忙しそうに話してる。
一気に現実に戻された。
まいったな。