24時間テレビを観て思うこと

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今日は台風が来ているので荒れ模様の天気だった。

選挙に行った。

民主党が好きという訳ではないが、この間の経済情勢、失業率の増加、一向に結果が出ない景気対策、などなど、与党である自民党には、責任を取ってもらわないとならないな。と思っていた。

小選挙区、比例もそのように投票した。

そして今、テレビ等を見る限り、民主の圧勝だろう。

しかし民主は外交政策に怪しげなところがあるので、安心感は生まれない。

年金政策も大風呂敷を広げているが、試算してみるとその大風呂敷ぶりに怖いほどだ。

高速道路無料化の件も、地球温暖化防止のCO2削減目標がある中、どう考えても無謀だ。
それに伴う国民と企業の負担金は、5万や10万ではすまされないという。

本当に景気回復できるのか。不安は増すばかりだ。

しかし自民党の旧態依然とした体制は、もう引導を渡すべきだった。

自分で1票入れたわけだが、全くもってこの天気のように不安は隠せない。

今日は天気も悪いので久しぶりにコナミスポーツに行ってトレッドミルを走った。
多少傾斜をつけて走ったからきつかった。

24時間テレビをやっていた。32回目。

「最大のチャリティー番組」

と言われている。
毎年、障がい者の方々が何かにチャレンジする姿を放送している。
昨年も、スピードのメンバーのお子さんが聴覚に障がいを持っていて、スピード復活を賭けて、がんばる姿を放送していた。

しかし、腑に落ちなかった。

どうしてスピードを復活させることが、聴覚に障がいがあるわが子への、励ましになるのか?

自分の子のためにスピードを再結成させて復活ライブを行い、そしてその後子供はどうなったのか?

そもそも子は母親の芸能界復活をそんなに望んでいるのか?

少なくとも日本テレビは、昨年の「スピード復活」のストーリーに対する、アンサーバックをするのが当然だろう。

ちなみに子の父親は復活について、「子が望んだことではない」との声明を出している。

なんとなくお金がちらほら見え隠れするのはなぜだろう。

恒例の長距離マラソン。歴代マラソンランナーたちは300万程度のギャラをもらっている。

それは良いにせよ、一部の出演者にはギャランティーが発生しているという。

今年も募金で2億以上の金が集まったが、皆一般人や芸能人が小銭をビンに詰めて持ってきたものだ。

たくさんのスポンサーがCMを流しているが、その金はすべて日本テレビの収益になっているのだろうか。

どちらにせよ障害者を出演させて募金を募るやり方は、そろそろ時代にそぐわないのではないだろうか。

ほかにいくつも考えるべき問題がこの国にはあるような気がする。

・高齢化が進み、後継者問題で困窮している地方の農村での現実

・海外からの輸入で深刻になっている日本の林業問題

・資源を獲り尽くす漁業を続けてきたため、ついに資源が枯渇してきた漁業問題。
  
何ができるか。金を集めてつぎ込めば良いということではない。
足りないのは労働力や、職業として成り立たせるシステムの構築、漁業の仕組みの一からの見直しなのだから。

そしてそれらは必要なことだと思う。