1割

先週でひとつのPJが区切りをむかえた。先週はいろいろとタフな毎日だった。
体調不良でダウンしなくて良かった。

今日は朝から台風で大雨だった。

こりゃ駄目だと二度寝したら、いつの間にか晴れていた。
しかも台風一過のようなギラギラとした日差しが土手を容赦なく照りつけていた。

一過どころか、まだ来ていない。

最近暑さも和らいできたと思っていたし、夕方から夜間にかけて走るようにしていたからこれは堪えた。

歩いては水を飲み、両腕に水を掛けて冷やし、少し走ってまた歩いて、頭から水を被った。

松戸の土手はこんな天気だというのに結構な数のランナーがいた。全員速く見える。

それでも奮起できず、くたびれるだけで収穫は無かった。

松戸と市川の堺あたりの橋の日陰で座った。風が吹いていて助かった。

日陰から眺める空は、恨めしいほどの夏空で、いまさら感が増した。

強いコントラストで、雲がより鮮やかに見える。まるで自分の暮らしと世間一般の暮らしのよう。
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この夏は、何度か新幹線や飛行機に乗ったが、海にも山にも遊びに行かなかった。

何に乗ってもすぐに寝ていた。

しかし、行きたかった所を思い浮かべてみるが出てこない。

だらだら走りながら、そんな後ろ向きな事ばかり脳裏に浮かんでは消えた。

ヘコたれていると、どんどんマイナス思考になって来る。

自分は悲観的なことばかり想像することで、無意識にストレスを解消しようと試みる癖があるらしい。

どうでも良くなってくる。

とにかく湿度が高いのだ。夕方からは多少風も吹いてきたが、もうすっかり体力を奪われた後だったので、どうにもならなかった。

帰りに子どもの時計の電池交換や、頼まれていたマックただ券使って少し買って渡した。

帰って飯食べたら、家族がスイーツ食べたい、というから買いに行った。
二人分だけ買ってきた。

僕は梨をひとつ買った。

さあこれでゆっくりできる。

疲れたから、部屋でゆっくり半沢でも観ながら、まったりしようと決めていたのに、色々と煩い。

原作本二冊読んだから基本的には内容分かるが月曜に職場で話題になっていて、その事で盛り上がる。

自分の時間が無い、と文句のひとつも言いたくなったが、ランニングさせてもらえるだけでもマシだと思い、出かかった言葉を呑み込んだ。

明日は台風来るとの事なので、早く出かけないとならぬ。

我が家は職場と違って、「倍返し」は全く流行っていない。

僕がなにかしてやっても、1割返ってくれば良い方だ。

悪いことは倍になって返ってくるが、良いことは返ってくることに決して期待してはいけない。

1割返し。