天国と地獄

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2010年が始まった。昨夜はまたしても例によって体調が悪く、早々に寝てしまったのでカウントダウンとか、そういう軟派なことは一切せずに普通に寝た。

今朝は何とか体調を持ち直し雑煮を食べた。

正月くらいはのんびりしたかったが、家族の年賀状の印刷下請け屋と化していた。非常に面倒くさい。

午後から走りに行った。

江戸川土手の強風は名物。北西の冷たい風が容赦なく吹きつける。

風速で15メートルはあるだろう。天気予報の予想通りの悪天候

相当心が折れそうになったが、時間や機会を無駄にしたくなかったので走り出した。

富士山が美しかった

この寒さと澄んだ空気が富士山を美しく見せてくれる

写真を撮る人も多かった。

その脇をすり抜ける。

進まない。

強風で鼻水が出て痰も出る。耳は痛くなり目は乾くのであけられない。

折り返しまで行けば。

それだけ思ってひたすら進んだ。

折り返し後は天国のようだった。

それでも疲れるのだが、そう感じさせてくれるのは、地獄のような悪条件を辛抱できたからなのだ。

苦しみを知るものだけが平凡な暮らしの中に幸せがあると気づく。

天国と地獄。

愛宕神社で手を合わせた。

今年は厄年。