昨夜のブログでけんちゃんがレスをくれた。
その一言を考えていた。
「お互い健康には気をつけよう」
何気ない言葉だが、厄年にどうしたらいいのか今まで考えてみたことも無かった。
それに気づかせてくれた。
厄年は気にしない人はその存在すら気づかずに過ぎてしまうのだろう。
自分も大して気にもせずに今まで来た。
しかし心配する人がまわりにいる以上、考えないわけにはいかない。
なんだかもやもやした気持ち。
大厄は一生に一度。
気になったということが、何かをせよという「導き」なのかも知れない。
夜中に思い立って、ネットで調べて厄除けには何が良いか考えて、決めた。
関東の三大師「佐野厄除け大師」
に行くことにした。
http://www.sanoyakuyokedaishi.or.jp/
突然の実行。思い立ったが吉日だ。
昼過ぎてしまったが、とりあえず高速に乗り外環を抜けて東北道へ入った。
今日は帰省ラッシュ上りのピークだから、行きは空いていた。時間も時間だし。
しかし佐野藤岡インターで混雑に見舞われた。
てっきり初詣混雑かと思いきや、佐野藤岡のアウトレット渋滞だった。
http://www.premiumoutlets.co.jp/sano/
アウトレット恐るべし。
駐車場が混雑していて、わりと離れたところに有料で駐車した。500円。良心的かな。
境内に入るまでの道がすでに長い参拝の列を作っていた。
さすがに正月の人出は毎年100万人を超えるだけのことはある。
今日は厄除けで来ているので並ばずにどんどん進む。
佐野厄除け大師(惣宗寺)の創建は天慶7年(944)平将門の乱を平定した藤原秀郷が開基と伝えられているらしい。
境内には田中正造の分骨された墓がもあった。有名な足尾銅山の鉱毒事件のこと。
境内に入ってもすごい列で、ごった返していた。
厄除けを受けるにはまず受け付けで用紙に記入してお金を払う。
3000円、5000円、1万円、3万、5万以上、とピンきりだ。
3千円だと当日祈祷のみで、お札も至ってプレーンなもの。
5千円になると毎月祈祷(購入時に残した住所・氏名の紙に厄払いの祈祷をしてくれる)で熊手がつき、1万円だと毎日祈祷でさらにお箸などがついてくるようだ。
金によってご利益が違うかといえば、違いは無い。そう書いてある。あくまでも気持ちの問題。
僕は5000円払った。
はんこを押してもらった用紙を持って、厄除けの列に並ぶ。
ここもすごい行列。
しかし一度に100人以上進むので我慢できる範囲。
やっと建物に入ると、払った金額に応じてそれぞれのお札がもらえる。
僕のお札には熊手が付いていた。
そこでもひどく待たされて辛かったが、一生に一度だと思い辛抱した。
大げさか。
それから本堂に移動して、いよいよ祈祷が始まる。
お坊さんが丁寧に説明してくれる。
願い事は出来る限り詳細に詳しく願わなくてはならないと説明された。
まず自分の名前、住所、年齢、性別を念じる。
そしていつ、どこで、誰が、何を、いつまでにどうして欲しいのかを、念じるようにと説明を受けた。
般若心経などのお経を聞きながら、目の前で護摩がたかれていく。
この炎がかなりスゴイ。
最初はちろちろとした火だったのが、段々と燃えさかるように火柱をあげ、天井に届きそうなほどの炎となった。
火を見ていると、なんだか御利益がありそうな気分になってくるから不思議だ。
でも本当にそう思った。
護摩にお札をかざして、自分の身体にも煙と炎を浴びて終了。
結局終わったのは5時過ぎ。
帰りに佐野観光物産会館にたちより、佐野ラーメンのマップをゲット、佐野ラーメン食べて帰りました。
http://www.sano-kankokk.jp/home.html
ラーメン旨かったな。
なんだか説明できないが、すっきりとした気持ちになった。
来てよかったなと思った。
明日からまた仕事。
厄払いもしたし、気分新たにがんばりたいと思う。