今日は松戸七草マラソンという大会があった。
最長10キロで、そのほかに5キロ、3キロ、2キロ、親子レースとか。
距離が短いし、小学生を低中高学年に分けたコースの内容で、今年で55回目を数える松戸では定番のマラソン大会だ。
小学生の参加費は700円とリーズナブルだし、10キロのスタートが10時半と比較的遅いのも特徴。
子どもが2キロで参加した。
小学5、6年男子女子で走る。女子でも6年生トップなら2キロを7分前半のタイムでないと優勝できない。
レベルは高い。
小学生の低学年でもスタートしてから完全に全力疾走で、見ててハラハラするが、その勢いでゴールまで突き進んでしまうのだから凄い。
やっぱり若いっていいよね。
後先考えずに全力で突き進む。それで乗り切れるのはすばらしいことだ。
全力でがんばることを、どんなに説くよりも、走れば分かる。
走って勝てずに悔しい思いして、力を出し切れずに不甲斐ない自分に気づいて、初めて地道な努力の重みを感じるのだろう。
短距離とマラソンは違う競技。
スタートラインに立った時、とても不安だったという。
その不安をかき消すのは、おまじないでも自信でもなく、地道に積み上げてきた努力の結果。
どんなに不利でも、決めた目標をこなしてきたんだという事実は揺らがないのだから、それだけが自分に「根拠」を与える。
そうやって体感し、学び、不安を克服して次に繋げていくような繰り返し。
そんな生き方の機微を、今学んで欲しいと思った。