8月も終わる
今年の夏は暑かったがコロナの影響でイベントは全て無くなりただただ静かに過ごすしかなかった。
生まれてからこのかた、こんな夏はあっただろうか。
非常事態のような日々。
昨日は夕方から市街地を走った。
あまりの暑さで4時を過ぎなければ走れない。
日陰を探して西側に建物などで影ができるように道を選ぶ。
だから北に向かって進む。
野田から清水公園を超えて中里から16号を北上していく。
金野井大橋まで進んだ頃、辺りが暗くなり、江戸川に出る。
遠くで夕立が降っているような雲が出ている。あの中は激しい雷雨だろうか。
土手の方が風が涼しい。
何気ない昔からあまり代わり映えしない景色。
走りながらそんな景色に癒されている。
古い建物、リニューアルした昔からの商店。
シャッターを閉じたままの商店街。
40年前は活気もあったのだろう。あれからどれだけの月日が流れどれだけの出来事があったのだろう。
走って歩いて水を飲み、歩いてまた走る。
江戸川の土手は相変わらずゆうゆうと河は流れてどこまでも続くかのように思える。
この河は50年前も100年前も同じように流れていたのだろう。変わりゆくものの中で変わらないものもある。
変わらないということは凄いことだ。
ちっぽけな自分の身体は、ガタが来てボロボロで寿命も残り少なくなり、日々衰える身体を痛感している。
何を残せるのだろう。