意地っ張りな

風邪と思われる喉の痛みは減ったが、咳が出るようになってしまった。
アレルギー性だろうか。気管支が収縮して喘息の発作のようだ。
群馬に仕事で行って、立ち仕事で疲れた。腰が痛んだ。
帰りに半蔵門で降りて皇居を走った。
風邪のリバウンドなのか、2キロ痩せたのに4キロも太ってしまった。差し引きプラス2キロ。
最近は忙しい上に土曜日も仕事が続く。

夏物のクリーニングをまとめて出した。
古い服を捨てた。
布団を自分で干した。
靴下を買った。
子供とラーメンを食べた。
常に日常の些細な暮らしの中でいざこざは起こり、そのたび忍耐の日々が続く。
我慢してるが、きっと相手も我慢している。
暮らしとは多くの場合、我慢と諦めと、妥協の繰り返し。
それでもやっていけるのは、子供との約束。
と、不甲斐ないもう一人の自分への「意地の張り合い」

いろいろ旨くいかずに腹立たしいことが多い。
だけどだからこそ譲れないものがある。

父に服を返しに実家に寄ったら、怒っていた。壁に穴が空いたとかなんとか。
相変わらず同じ事を繰り返し言い続け、聞いてもいないのに怒鳴り声が大きくなる。
父は昔から怒ると感情の抑制が効かなくなり、繰り返し言葉で「発散」し、話すことで自分自身さらに興奮して、怒りはいつまでも後を引く。
人間は歳をとるほど、もって生まれた性格が強調されて、極端になる。
優柔不断に人間は年老いてさらに優柔不断でだらしなくなり、偏屈で疑り深い人間は年老いてさらに偏屈な年寄りになっていく。

父の考えに対して言いたい事は山ほどあるが、言い返すと喧嘩になるのは目に見えている。
3人で来ている以上、子供の手前もある。子供には関係の無い事で子を不安にさせることは避けたい。
だが基本的に僕は弟の味方だ。
今一番辛くて苦しんでいるのが分かるから。
そこから這い出すには、試練を乗り越える覚悟がいるだろう。
自分自身に意地を張ってでも前だけ見て、走る必要もあるだろう。
ただし辛いならば医者の助けをもらうことも必要。心療内科
言えるのは、僕にも彼にも、彼女にも、誰にでも、同じだけの時間が与えられ、どう使っても1日は24時間で終わる。
平均的に考えても、僕はあと長くても40年程しか生きられないだろう。
365×40=14600日
どう使うか。
カウントダウンは誰でも続いている。

帰ってきたら手賀沼エコマラソンの封書が来ていた。いよいよ来た。
シューズを欲しかったのだが、結局買ってない。どうするか。
問題は山積みである。
しかし一つずつ乗り越えなければ前に進まない。