千疋屋フルーツパーラー

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今日は後楽園に行って観覧車やジェットコースターに乗った。

午後から出かけたので、時間は押し気味で遅くなったが、大して乗り物に乗る気も無かったので、コーヒー飲みながらボーっとしていた。

そうこうしている間に、7時になり、ビアガーデンに行きたいと言うから、後楽園のビアガーデンには行かずに、九段下の九段会館に行ってみた。

もちろんやってるけど、客入りは7割程度か。

こういうところは返って平日のほうが盛況である。

ビール飲んで小一時間で退散した。

仕上げに、甘いもんでも食べようかと思って、せっかくだから千疋屋本店に行ってみた。
三越前で降りて、美術館を通り越してすぐ。
10時までやっているから間に合った。

美味しいのは知っていたけど、高いから敬遠していた。
何度かチャレンジを試みたが、高値に怖気づいていた。

店の外にメニューある。
オレンジジュースが、1050円。
そういうレベル。

今日は、意を決して突撃した。
遅かったので、客入り3割弱か。

悩んでも仕方ないから、王道の「千疋屋スペシャルフルーツパフェ」1750円。

基本でしょう。これ食っとかないと、千疋屋は語れませんわ。

コーヒーも付けました。
プラス315円。

むしろ315円のコーヒーがやけに安く感じるのは気のせいだろうか。

程なくして、パフェがやってきた。大きい。

一口食べて驚愕!生クリームの旨さのレベルが違う。

フルーツの大きいこと。しかも熟度、冷やし加減、カッティング。
完璧である。

さくらんぼ、マスクメロン、オレンジ、バナナ。
フルーツをやっつけると、アイスが出てきた。
ここでも生クリームが脇を固めている。
にくいほど旨い。

バナナアイス。

これが旨かった。バナナは特にアイスにすると香りが出にくい果物である。
香りを残すには、フレッシュの原料を使って、その場でピューレにして手作りでアイスにするしかないだろう。
ピューレは加熱すると黒ずむし、香りも消えてしまう。
ピューレを使うのが一般的だが、ピューレ製造過程で当然加熱するので、この味は出ないはず。

たいていのバナナアイスの香りは、香料添加から来るもの。市販が手抜きじゃなくって、それが当たり前だと認識している。
もうね、「3○アイスクリーム」とか、全く次元の違う旨さだ。
比べるのも失礼だ。

イヤー驚いた。

バナナアイスだけでも来た甲斐あったわ。

次に、またアイスが出てきた。
マンゴーアイス(シャーベットかな)
これも旨かった。

そして最後にバニラアイスが出てきた。
普通に旨かった。

通常のパフェなら、コーンフレークで底上げして、ヨーグルトでも詰め込んで誤魔化しておくのが当たり前だろう。

そんな野暮なことはもちろん無かった。

掘り進んでいくと、最後にストロベリーソースが出てきた。

これもすぐに出来合いのソースではないことが分かった。
フレッシュのイチゴをやや荒めにすりつぶしてから、砂糖と煮込むことで出来上がる、ジャムの一歩手前の粘度である。
あまり煮込まず、イチゴ果肉感が消えるのを抑えて仕上げてある。
かなり気を使っていると読んだ。

いやーー旨かった。

総額5千円を超えたが、満足した。
フルーツバイキングの予約がなかなか取れない理由がよく分かる。

パフェで5千円。

どう感じるか。
この価値は、人それぞれ違うだろう。
ただし、それに見合う満足度があればいいと思った。
価値は十分あった。

たとえば、二人でパチスロしたら、下手したら20分で5千円は消えるだろう。
パチスロがくだらないと言っているのではない。
お金と時間に余裕があれば、そりゃー楽しいだろう。

問題は、それでどれだけ心が満たされるのか。
5千円で何を得て、心が満足し、納得できるのか。
自分がもしも、若いころだったら、価値を見出せなかったかも知れない。
何も知らないだろうし。


今日は満足だ。またいつか来てみたい。


当分来れないだろうが。


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