平成最後にして40代最後のマラソン大会も、手賀沼エコマラソン2018、ホノルルマラソン2018を終え、東京マラソン2019で最後を迎える。締めくくりの大会。
雨は昼からという天気予報は変わり、7:00ごろから降りだした。冷たい雨。
雨対策としてはゴミ袋をかぶることしか対策をしてなかった。
想定以上に気温が低い。雨も長時間降る見込み。
マラソン大会で雨で寒い思いをした事はほとんどなかったため、何とかなると思っていた。
スタートブロックはHだった。思ったより後方。
小一時間そこで待機するわけだが、その間に体は冷えて、またトイレに行きたくなった。
しかしもうどうにも出来ない。
事前に済ませて並んだのに。
スタートし走り出すとコース上にトイレは沢山あるが、どこも長蛇の列。30分近くロスするだろう。
後半まで粘ればトイレも空いてくるはずだと、とりあえず行けるとこまで我慢することにした。
寒さとトイレ問題で、走りにいまいち集中できない。それは給水を控える方に働いた。
寒さもあり、なおさらフォームは小さくなり、腕や脚の振りが小さくなっていた。
20キロ過ぎでようやく空いている場所を見つけた。助かった。
2分強のロスだと思う。
やっとすっきりしたわけだが、今度は体が冷えてきた。12:00になろうとしているのに気温は全く上がらず、風雨は強くなり、徐々に足先と指先の感覚が無くなってきた。
疲労と合わさりさらにフォームは小さくなった。
自分としては20~30までが辛いポイント。
先がまだ長いと感じられる。疲れも出てくる。
30からはあと少し、という思いに切り替えることができるので30からの方が好きだ。1キロずつのカウントダウン。
しかしそうは言っても35からは脚も限界に来ているから気力で現状維持させるのが精一杯。
40からはじりじりとペースが明らかに落ちてきた。限界か。
最後の行幸通りに入ったが、普段気にならない石畳の小さな凹凸は、限界にきている足腰に堪えた。
自己ベストには11分届かなかった。
やはりスピードが足りなかった。
しかし足は水ぶくれや爪下血腫は出来なかった。これは初めてのこと。
ゴールしてから延々と風雨の中を歩かされ、身体はすっかり冷えて、ブルブルしていた。
バスタオルとアルミシートを羽織りトボトボ歩く。20分以上歩いた気がする。
大手町のはずれまで来て、やっと建物に入った。
ある意味レース以上に厳しい仕打ち。
しばらく休んで、今後のことを考えるとしよう。