日曜は那覇マラソンだった。
今年のマラソン大会出場の締めくくり。
9月駒ヶ根ハーフ、10月手賀沼ハーフ、そして12月3日のNAHAマラソン。
昨年は気温28℃の蒸し暑さと日差しの中、存分に苦しめられて最悪だった。
今年は前日まで雨で、当日は曇り。気温23℃。ここから天候がどのようになるか。
走り始めて5キロ、蒸し暑くて厳しいとわかった。
湿度が高くて汗ばかりかいて消耗する。
給水を多めにとるから時間はロスが多く、トイレにも行きたくなる。
このコースは前半は国際通りを過ぎて、間も無く登り中心になる。21キロの中間地点までダラダラと登る。
中間地点で2:28:00
昨年ほどではないが非常に辛い。
体が重くて脚も出にくい。
途中で雲が切れて日差しが出た。
まるで9月の東京のような日差しの強さだった。
前半は消耗しないよう抑えていた。
後半戦は長い下りと、しばらくフラット。終盤に少し登り、また下ってゴールとなる。
30キロまで非常に辛くてペースは落ちていった。
35キロあたりで予想タイムを計算し始める。
このままだと5時間にもなってしまう。超えるだろう。
何とかしないと。
雨が降って来た。
弟の言葉を思い出した。
『ピンチはチャンス
ピンチ無ければチャンス無し』
37キロから温存していた脚を全て使い切るつもりで気合いを入れた。
ラスト5キロ。通常なら30分もかからず走れるのに、全身の疲労と、足と膝と腰と、いろいろ痛む。
でもやるなら今しかない
まあでも37まで来たのだから.もう相当くたびれているのは仕方ない。
今年の練習を思い出した。
暑い中走り、夜走り、雨の日はスポーツクラブで走り、これまでの自分よりも練習は積んだ。
だからここからでもまだペースは上げられるはずだ。脚が保つか、撃沈か?
信じてやるしかなかった。
後は気力だろう。
とにかく、チンタラ走っている、または歩いてるランナーをぶち抜いて、対向車線ギリギリのスペースを使って追い越し続けた。
4時間57分でゴール。
タイムとしては良くないが、ラスト5キロで、加速してスパートできたことは満足している。
後半も前半と比べてタイムは落ちなかった。
記録を見ると、30キロからゴールまでに順位を1000上げていた。
練習があったから自分を信じてペースを上げることができたのだろう。
そして好きなことをさせてくれる家族に感謝しないといけない。
しばらく休んで、ゆっくりしたい。
でも今日からまた仕事。
また頑張らないと。