年末は31日まで仕事だ。
電車は空いている。
忙しくて走れない。
スポーツクラブにも行けない。
なんとかしないと。
大掃除もしたいがやる暇なし。
土曜日は休みだったのに、かみさんは実家に行って手伝いしていたから。
忙しい中わざわざ家族全員で車で出向く。
それだけでも大変。
父はそれが、大変な事とは理解していない。
自分中心に物事が動いているわけではないのに。
歳をとるとそんなことが気づかない。
そんな態度ではもう手伝ってもらえない。
善意で手伝う。
そうしてもらっている。
それを忘れたらおしまい。
そうやって他人や家族の思いやりや気遣いを貪って、気づいたら無くなっている。
かみさんには申し訳なく思う。
ここまでいろんな気遣いをしてくれて、我慢していた。
そうしてひと月、またひと月、過ぎて。
残念な気持ちだけが残り、今年ももうすぐ終わる。