眩しい午後

土曜日は品川近視クリニックに出かけた。

目が悪くていろいろ不便なので検査に行った。
レーシック手術しようか迷う。

今回の件とは直接関係は無いかもしれないが、自分の身体には、もうある程度の金をかけないと、いろんなものが維持できない歳になった。

両目とも近視で乱視だが、左の乱視は強く、弱い外斜視もある。
メガネでの矯正では、右は1.2くらいまでになるが、左は1.0以下。
利き目は右だし、もともと見る力が弱いのだろう。

検査で瞳孔が開く目薬を使用したので、外にでたらやたら眩しくて目を開けられなかった。

下向いて目を細めて、陽射しから隠れるように駅へ急いだ。

なんでか分からないけど、御徒町で降りてデリーに行ってカレー食べた。

眩しさと辛さで、辛かった。

でも帰りの地下鉄は暗くてちょうどよかった。

家族が猫を飼いたいという。

猫はかわいいが、ゲージに閉じ込めて飼うことが、動物の本当の幸せなのだろうかと思う。
壁を引っかくのも、真夜中に部屋で走るのも、糞や尿をするのも猫の本能ならば、理解してあげたい。
もし飼うならば。

かわいいから。

ただただかわいいから…。

それは人間のエゴ。

「アニマルウェルフェア」という言葉を知っているだろうか。

猫は家畜ではないが、動物にも幸せに生きる権利がある。

優先順位で考えるならば、今は動物よりも人間の世話のほうて精一杯。

それも含めて、人間の成長に必要だというならば、矛盾は承知で、考えなければなるまい。

そんな僕のいくつかの気がかりなことなど、きっと瑣末なことでしかないのだと、自分に言い聞かせた。