足裏が痛む。
治るまで走るのはやめておこうと思っているが、あまり変わらなければ走るかも。
大阪マラソン申し込むか悩む。
あれほど辛かった板橋cityも、過ぎてしまえば辛かったことなど忘れている。
いつも次の大会でそれを後悔している。
実家に行って話をした。
互いの仕事のこと
互いの健康のこと
家のこと
実家の商店街や他店のこと
食べ物のこと
酒のこと
世の中の流行のもののこと
母の健康のこと。
転んで腰を痛めた母は、父の腕につかまりゆっくりと歩いている。
いつもより小さく見える。
母はふさぎこんで口数が少なくなった。
少なくともそう見えた。
そんな母を見て、なんとも言いがたい、苦しい気持ちになった。
でも両親にはそんなことなど言いたくなかった。
そのことを子に話した。
同じように感じ、心配していた。
そしてもし僕が何かの拍子に転んでしまったら、これまで通りすぐに治るのか聞かれた。
大丈夫だと言った。
そう言うしかなかった。
でも、老いは少しずつ忍び寄り、いつしか必ずやってくる。
いつかそいつに負ける日が来る。
今日は日差しはあったが風は冷たかった。
運河や清水公園の桜のつぼみは閉じたままだった。
また新しい年度が始まった。