自分なりに目標を立てた。
筋トレは維持を目指す。
ランニングは6789の4ヶ月で600km超を目指す。
ゴールは600kmと思うと絶対に無理だと思う。そう思う自分がいる。弱い自分。
夏場に無謀とも思える目標を立てた。
こうして宣言することで自分を追い込む。
そしてそれを悲観しない。ネガティブに捕らえない。
むしろ面白いと思うようにする。
困難であるほど、わくわくするよう自分のマインドをコントロールする。
条件が悪いことをむしろモチベーションにする。
辛さに耐えている自分の心と向き合ってみる。
暑い、痛い、苦しい。
身体の悲鳴を聞く。聴く。
そして辛さと対話する。惑わされない。苦しさに心奪われない。
到達点はそこ。
600kmの彼方より、まだ遠い。
45kmポスト付近で、N堀くんから電話があった。
立て替えていた手賀沼のエントリー代金を払うと言う。とにかくあと30分待ってくれ。今行きます。
でものどが渇いて、給水した。ペットボトルのキャップを落として、ふたが閉められなくなった。
仕方ないから手で持ちながら、走った。走りながら飲んだら、腹が痛くなった。
終わって着替えて、ヤオコーの駐車場で待ち合わせて立ち話をした。
6月で統合されて社名が変わったらしい。仕事内容も環境も変わり、辛いという。
顧客からの電話対応、システムが変わって事務作業もテンポ良くできない。
海外生産の商品は、品質管理が難しい。検品体制の強化。これが国内と海外では雲泥の差。
分かるなあ。
家に仕事を持ち帰って今日もこれからやるという。
皆それぞれ悩み、苦しい。そして踏ん張っている。
お互いがんばろう、と笑った。
今度、新橋の魚金にでも飲みに行こうと約束した。
催促もとくにしなかったのに、わざわざお金を届けてくれる。
誠実な友達。心洗われた。
誠実であるということは難しいことだ。
ましてや自分に誠実であろうと、それを突き通し続けることは、時には哀しい。
何が正しくて、なにが正しくないのか。
正しさなんで、立場で変わるもの。
話し合って分かり合うためには、話を聴く度量が必要。
7月もめまぐるしく過ぎていく。